Title: 秀丸window操作各種マクロ　h-tom

1 はじめに

秀丸のウィンドウを操作する各種マクロセットです。

2 実行に必要な物

マクロの動作には、杉浦まさき氏作成「田楽DLL」が必要なものもあります。秀丸本体と同じ場所において下さい。

田楽DLLは以下のページで入手できます。

M. Sugiura Personal Web Page

動作確認は

秀丸エディタ Ver.4.10
田楽DLL　Ver 2.65
Windows2000 SP4

で行ってます。

3 インストールとアンインストール方法

3.1 インストール

圧縮ファイルには以下のファイルが格納されています。

window_arrangement.mac    ウィンドウ並び替えマクロ
window_hide.mac           非表示にするマクロ
window_list.mac           ウィンドウを切り換えるマクロ
window_restore.mac        ウィンドウ並び替えマクロで並び替えたものを元に戻すマクロ
window_show.mac           非表示ウィンドウを表示するマクロ

window_arrangement.mac を実行すると window_set.ini を作成します。

3.2 アンインストール

マクロファイル及び、window_set.ini を削除して下さい。

4 マクロの説明

4.1 window_arrangement.mac

起動している秀丸を並び替えるマクロです。

「ウィンドウ」メニューにある、

縦に並べる
横に並べる
重ねて表示
並べて表示

と基本的には同じです。

違うのは、

対照のウィンドウを選択できる
非タブモード時はタブモードへ
タブモードでも実行可能（タブを強制解除します）

が可能な所です。

このマクロを実行すると、マクロと同じ場所に"window_set.ini"を作成し現在のウィンドウ状態を保存します。(window_restore.mac で使用。)

[window選択画面]

4.2 window_hide.mac

最小化しているウィンドウと現在のウィンドウ、最前面、更新、閲覧モード以外の秀丸を非表示にします。つまり、現在のウィンドウと参照していると思われるウィンドウ以外の邪魔なウィンドウを非表示にします。

ウィンドウをある程度整理する事が可能。（タブモード使えばこのマクロは不要かな？）非表示にする場合、タイトルバーに"!-"を追加する。

4.3 window_list.mac

ウィンドウ一覧を表示するマクロです。普通のウィンドウ一覧と違い以下のことが可能です。

選択時にshiftが押されていなかったら、前のウィンドウと同じ位置、同じサイズで表示する。
非表示ウィンドウの場合は表示し、前のウィンドウを非表示へ。

つまり、なるべくウィンドウを同じ位置に表示し、前のウィンドウを非表示にします。（擬似タブモード？）

マクロ実行時の動作

・選択時にshiftが押されていなかったら、前のウィンドウと同じ位置、同じサイズで表示
・通常　→　閲覧、最前面　　：そのまま移動
・閲覧、最前面　→　通常　　：非表示なら表示して移動
・通常　→　通常　　　　　　：元を非表示、元と同じサイズ、同じ位置で移動先を表示
・通常　→　通常(SHIFT) 　　：移動先が非表示なら表示して移動