| まず、TeX 本体やプレヴューワのインストールと動作確認を確実に行いましょう。
簡単に説明すると、TeX とはとくにUNIXで歴史のある組版ソフトウェアであり、テキスト中に書式設定文字列などを埋め込んだものをベースに美しい表示・印刷出力を得るものです。そのコンパイルやプレビューなどを行うために、専用のソフトウェアパッケージが必要になります。
TeX は書籍やオンラインで様々なパッケージが公開されています。お使いの書籍や、入手元のサイトのドキュメントを良くお読みの上、まずインストール作業を終了してください。
日本語使用可能な物としては、例えば @nifty の FTEX フォーラムの皆さんが書かれた「TeX インストールガイド (http://forum.nifty.com/ftex/install/index.htm)」を参考にされると良いでしょう。
秀丸との連携を考える前に、必ずコマンド・ラインなど、通常の使用が可能か確認してください。
さてやっと本題の秀丸と TeX の連携ですが、マクロを使用することになり、例えば次のマクロが公開されています。
[TIPS]
TeX では開く括弧「{」に対して、閉じる括弧「}」を対応させる必要がありますが、いざコンパイルしたときに間違いが解っても、何処で間違っているのかなかなか解りません。そのような時は、lacheck という TeX の文法チェッカを使用した次のマクロを使うと良いでしょう。導入したパッケージに lacheck が含まれていない場合、角藤氏移植の TeX の WEB サイト http://w32tex.org/index-ja.html から入手してください。上記で紹介した「TeX インストールガイド」は、角藤氏移植の TeX について書かれているので、この場合は改めて導入する必要は有りません。
//TeX の原稿を、lacheck で check する
$name = basename2;
openfile "/h";
run "lacheck \"" + $name + "\" > con";
gofiletop;
$search = searchbuffer;
#search = searchoption;
$replace = replacebuffer;
replacedown "^\"\\f[^\"]+\\f\", line \\f[0-9]+","\\1\(\\3\)",regular;
while(result)finddown;
gofiletop;
replacedown "^\\*\\* \\f[^:]+\\f:$","\\1\(1)",regular;
while(result)finddown;
gofiletop;
setsearch $search, #search;
setreplace $replace;
clearupdated;
title "lacheck 出力結果 | " + $name;
title -1;
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