秀丸でワープロのように凝った印刷は出来ませんが、「秀丸パブリッシャー」を導入すると、ある程度可能になります。具体的には、
- 画面表示に併せたカラー、書体指定 (太字、下線は「秀丸パブリッシャー」では無視されます)
- プレヴュー
- 偶奇ページで左右のマージンを逆転
- 印刷/更新日時の印刷
- ページ番号やファイル名等を「ボックス」という独自の概念で体裁・位置を細かく指定
- 3 段までの段組み
- 上記設定のファイル保存に後から再利用
が可能になります(*)。「秀丸パブリッシャー」の WEB サイト (https://hide.maruo.co.jp/software/hmpv.html) から入手しましょう。
ただし和文/欧文でフォントを変更、縦書き印刷、太字、下線等は「秀丸パブリッシャー」を用いても出来ません。この様なときは、テキストファイルを見栄え良く印刷するアプリケーションが幾つも有るので、それを利用しましょう。
またそういった印刷関係のアプリケーションとマクロによって秀丸と連携することにより、あたかも秀丸の機能であるかのような高度な印刷環境を実現可能にする組み合わせとして、
があります。
[注意]
どちらのアプリケーションも対応 OS などの違いにより、複数のバージョンが存在するので、自分の使用環境に合わせてダウンロードしてください。
WinLPrt については、フルセット版とスタンダード版が置いて有りますが、両者の違いは、MFC42.DLL,MSVCRT.DLL の有無だけです。\Windows\System (NT 系では \WinNT\System) で MFC42.DLL, MSVCRT.DLL の有無を調べてください。特に MFC42.DLL には Ver4.2 と Ver4.21 の 2 種類が出まわっていますが、ファイル名は同一なので注意してください。プロパティのバージョン確認が必要です! 一般にどちらを使ったら良いか判断に迷った場合はフル版をダウンロードした方が無難です。
(*) 「秀丸パブリッシャー」の原稿執筆時の最新版は Ver.2.15 (Rev.5509) です。今後のバージョンアップで、この文章の内容と実際の機能とは、大きく異なる可能性があります。
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